たきぶろ

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『はねバド!』 3話感想 シナリオは完璧だった

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たこたこ〜たきみです!

 

今回も『はねバド!』の感想です!

 

いい感じで存在感を出してきている『はねバド!』ですが今期の中でもかなり傑作だと思われます!

 

それではネタバレありですが!どうぞ!

 

 

ほぼオリジナルアニメ

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漫画原作ではよくあるんですけど、漫画とアニメで脚本や演出、ストーリーが全く同じな作品がありますよね。今期は『ぐらんぶる』や『あそびあそばせ』など、メディアミックスしてるのに原作とほとんど変わらない作品が多い気がします。まあOPとかEDではちゃっかりオリジナリティ出してますが……

 

それに対して『はねバド!』は原作と雰囲気やシナリオ、演出、キャラの個性などが結構違いますね。

 

シナリオやストーリーはかなりシリアスな雰囲気になっています。ヒューマンドラマを見ているようです。

 

特にストーリーの矛盾や漫画独特の御都合主義を控えめにしている印象です。

 

綾乃がバドミントンを避けるのを見かねた幼馴染のエレナは、昔からバドミントンが好きだった綾乃はバドミントンを続けるべきだと考え、綾乃を部活に無理やり入部させます。

 

そして、再びバドミントンから遠ざかろうとする綾乃のため、なぎさに試合してもらってバドミントンの楽しさを伝えてもらうようにお願いします。

 

エレナがこういう行動をするのは、何も打ち込めるものがない自分と対照的に綾乃は物事に打ち込むことができるので羨ましく思っており、昔からエレナは綾乃が楽しそうにバドミントンするのを見てきたからというしっかりした理由があります。

 

なんとも自然な心理と行動です。

 

原作にはない展開ですが、綾乃とエレナが入部するまでがこんなにドラマチックに描かれるとは思っていなかったので感動しました。

 

 

原作とキャラが違う

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特に目立っているのは三浦のり子ですね。

 

原作では綾乃とエレナの幼馴染として登場してエレナとともにバド部のマネージャーになります。性格もけっこう控えめ。

 

しかし、アニメでは綾乃たちとは高校で知り合い、さらに肉食系女子の設定になっています。

 

テニス部でイケメンの西園寺先輩とお近づきになるためにテニス部に入部したりと必死にアプローチをしています。

 

まあたしかにのり子は原作では存在感が薄い印象なのでこれくらいの方がキャラが濃くて良い気がしますね。

 

あとなぎさもなんですけど、地味にキャラが違う印象です。

 

原作ではぶっきら棒でたまに繊細なイメージでしたが、アニメではクールで繊細なイメージです。

 

まあ作品の雰囲気がかなりシリアスなのでなぎさはその性格のほうが適応してますね。

 

 

風邪をうつす

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中学の時、芹ヶ谷薫子は自身が風邪をひいてしまい、対等な条件で正々堂々?戦うために綾乃に風邪をうつします。

 

この敗戦を契機に綾乃の母が綾乃から離れたため、綾乃は薫子との試合がトラウマになっています。

 

綾乃をライバル視していた薫子はどうしても綾乃に負けたくない一心から常人はできないような風邪うつし攻撃に出ます。

 

まじめに考えてみると、対等な条件で戦うという意味では中々賢明な判断のような気もしてきます。

 

まあでもスポーツマンシップ云々なら完全にアウトですね。

 

試合前の体調管理は自己責任ですから。体調管理ができてない時点で薫子の負けだと思います。

 

それと余談ですが風邪を故意にうつすと傷害罪が成立する判例もあるので現実でやってはダメですよ。

 

 

まとめ

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本当に『はねバド!』はオリジナルアニメを見ているようで気持ちいいです。

 

可愛い綾乃ちゃんが北斗の拳みたいになるかもしれませんが、それも含めて今後の展開を楽しみにしたいと思います。