『バンドリ!2期』感想 花園たえ脱退騒動からのReturns演奏までが神だった
今期は20作品くらい視聴していますが特別に面白い作品は少ない印象です。好きな作品はちらほらありますが…
そんな中で第2回武道館ライブを終え、Silent Sirenとの対バンライブを控える今大注目のBanGDream!プロジェクトによるテレビアニメ2期がものすごく良い作品なのです。
正直、バンドリーマーたち向け一見さんお断りのファンアニメだと思ってあまり期待してなかったので驚いています。
ファン向けのiTunesアニメ
実は僕、先日の武道館で初めてBanGDream!のライブを拝見させてもらった(ライブビューイング)くらいにはバンドリーマーとしてはにわかです。
アニメ1期を見たりカバー曲目当てでガルパをプレイしたりはしていました。
それでBanGDream!2期もまあ一応見ておくかという気持ちで視聴開始しました。
ポピパ以外のバンドのメンバーが出演するのとキャラの演奏に合わせて曲が聴けるのは凄く良かったんですけど、序盤のストーリーが1期同様に地味……まあ1期よりはマシかな、、
専らキャラと曲にスポットを当てているので完全にバンドリーマー向けに作っているアニメなんだと思っていました。
決してディスってるのでは無くて、プロジェクトとしてバンド演奏は凄いしキャラも非常に個性的だから、そこにしっかりとしたストーリーが合わさればウルトラ最強だと感じたということです。
ポピパの分裂の描き方が最高に良い
中盤、幼馴染のレイヤがきっかけでポピパの花園たえがRAISE A SUIREN(通称RAS)のサポートメンバーとなり、そのまま正式にメンバーに誘われることになります。
ここでたえを始め、ポピパのメンバーは自分たちの気持ちや自分たちの音楽と改めて真剣に向き合うことになります。
最終的にはたえはポピパを選ぶのですがここまでの彼女自身の葛藤やメンバーの動揺、RASのメンバーの思いなどが描かれます。。
正直、バンドを題材としたアニメでこういうバンドメンバーを辞める辞めないという生々しい人間関係を見れるとは思ってませんでした。まあ現実はもっと生々しくて暗いんですけどね。
放課後ティータイムもガルデモもそこまでは描いてなかったと記憶しています。
特に良かったのはたえ以外のポピパのメンバーでした。たえには辞めて欲しくないけど彼女の気持ちを1番に尊重したいって気持ちがあって、口にはしないけど真剣に彼女と向き合おうとしている姿には本当に感動しました。
Returns
結局、たえはポピパに戻ってくるんですけど、その決意表明のために1曲作ってしまいます。
この曲が本当に凄い神曲。
たえが蔵で歌たったのも良かったですがGalaxyで演奏したテイクが最高でした。ちなみにキーが違います。
香澄(愛美)がVoとして爆発しているし、たえが歌詞を追加する演出が何とも言えません。
余談ですが、1期でたえがポピパに加入する際に香澄に言った「じゃあやって、私を震えさせて」というセリフ。
「ありがとう、心が震えだす歌Returns」
実はこのReturnsの歌詞を見てもらったらわかるように、たえからの「私の心を震えさせてくれてありがとう」というメッセージに読み取れます。
曲も凄く良いしシチュエーションがエモすぎます。このシナリオ作った人本当に神です。
まとめ
本当にごめんなさい。僕はBanGDream!2期を舐めてました。
こんなに凄い作品になるとは微塵も思ってなかったです。
とりあえずサイサイの対バンとRASのワンマンは参戦させていただきます。。。