たきぶろ

アニメ、アニメ、アニメ

アニメ量産社会におけるアニメの見方 「原作」からみるアニメーション

f:id:takiterina:20180920232400j:plain

 

最近のアニメって多すぎじゃないですか??

 

だって1クール70〜80作品(継続含む)くらいありますよね!

 

ぼくは一応ランキング記事を書きたいので毎クール50〜60作品くらい見てます(ちゃんと働いてます)。まあ面白くなかったら途中でスパッと切ったり後回しにしたりするんですけどね、

 

 

そして、アニオタがアニメ量産社会で生きていくためにはその目を肥やす必要があります。(知らんけど)

 

とりあえず今回は「原作」という視点でアニメをカテゴライズしてその特徴を抑えていきたいと思います。

 

ただし、これは僕の私見なのでそういう傾向があるってだけでもちろん例外はあります。

 

 

ゲーム原作アニメ

f:id:takiterina:20180920232531j:plain

 

今期2018夏アニメでいうと『ISLAND』や『殺戮の天使』が挙げられますね。

 

正直な感想を言うとゲーム原作のアニメってストーリーがあまりよく分からないし急展開なものが多い気がします。

 

これはおそらく尺の問題です。ゲームってストーリーがかなり長いですよね。

 

その長いストーリーをアニメの決まった枠に当てはまるわけです。1クール約13話。ゲーム原作は2クールで約25話ほど放送するものが多いです。

 

そしてさらにそれを1話24分に区切る(厳密にはOPEDを除いた約21分)。

 

これだとゲームならではの尺がハマらなくて設定を変えてしまったり、ストーリーを一部省いたりしてよく分からなくなってしまいます。

 

僕のゲーム好きの友人が言ってたんですが本当にゲームからのアニメ化でクオリティが下がらなかったのは『STEINS;GATE』くらいだそうです。

 

たしかに各話の引っ張り方がゲーム原作とは思えないくらい上手いです。

 

『ペルソナ 4』や『ダンガンロンパ』もゲームとしては傑作ですが、アニメ化されてそのクオリティを完全には保てていないように感じます。

 

やはりゲーム原作は尺の調整がヒットのカギのようです。

 

ちなみに『CLANNAD』や『リトルバスターズ』などのギャルゲーはアニメならではの良さが出てるので一概にゲームよりはクオリティが低いとは言えないと思っています。

 

 

小説原作アニメ

f:id:takiterina:20180920233421j:plain

 

ライトノベル」のことではなく「一般小説」のことです。

 

今期は『京都寺町三条のホームズ』です。一応『ペンギン・ハイウェイ』も。

 

基本的に面白い作品が多い印象。

 

代表作品は『響け!ユーフォニアム』や『氷菓』、『Another』などですね。

 

一般小説は漫画やゲーム、ラノベと違い、ほとんど活字なので一般的にキャラクターが描かれていません。

 

そこからアニメとしてメディアミックスされた時に初めてキャラデザがされる場合が多いです。

 

 

米澤穂信さんの『氷菓』を読んでいる段階では千反田エルちゃんがあんなTHE京アニのデザインになるとは微塵も思ってなかったです。

 

なので非常に新鮮なんですよね。

 

だから、小説と比べてアニメは〜とか比較がなされにくいイメージです。

 

ゲームや漫画、ラノベなど原作がある作品と比べて一般小説原作のアニメは先入観があまりなく純粋に楽しめる傾向が強いはずです。

 

そしてやはり小説原作なのでセリフの言い回しも綺麗です。叙述トリックもしっかり推敲されていてそれをどうアニメに表現するかを見所にしてる作品すらあります。

 

 

ラノベ原作アニメ

f:id:takiterina:20180920232815j:plain

 

今期は『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』や『オーバーロードⅢ』です。

 

正直、面白い作品もあれば粗悪な作品も多いです。当たりハズレが激しい。

 

当たり前なんですが、やはり原作の宣伝としてアニメ化されてる印象が強いです。

 

「とりあえず原作人気出てきたしアニメ化してもっと売ろう!」「アニメ化されてない先の話も気になって買ってくれるだろう!」

 

みたいな感じです。

 

まあそれでもキャラクターが喋って動くってだけで原作ファンはすごく嬉しいんですけどね。

 

でも意外と、アニメが面白くなくても原作信者が「原作は神、アニメなんてなかった」って声をあげたら「原作はおもしろいんじゃね?」ってなって買ってもらえたりします。

 

だからやっぱり宣伝要素が強い気がしますね。

 

 

漫画原作アニメ

f:id:takiterina:20180920232932j:plain

 

今期は半分くらい漫画原作なんじゃないかと思っています。本当に多いです。

 

アニメ制作者の方には本当に申し訳ないんですが漫画原作のアニメはほとんど原作を超えられない気がします。

 

まあラノベ同様、原作の宣伝要素が強いから仕方ないんですけどね。

 

基本的には漫画と全く同じシナリオ、脚本、演出ってパターンが多いですよね。

 

漫画知ってて、アニメ化されて、始めは「おお!動いてる!中の人佐倉綾音やん!OPもカッケェ!ウェーイ!」って感じなんですけど。

 

まあ、知ってる内容なのですぐ「ふーん…」って感じで見ることになります。

 

まあ確かに喋って動いてるキャラクターで見るとまた違った趣があるシーンもあるんですけどね。

 

それでもやっぱり知ってるんです。特にギャクマンガはアニメ特有の痛さとか出てきていたたまれない作品もあります。

 

そしてアニメオリジナル展開やオリジナルキャラクターが出てきてよく分からなくなってテンションが下がることもしばしばです。

 

 

ボロクソに言ってしまったんですが、今期でいうと『はねバド!』なんかは漫画原作ですけど面白いです。

 

両方見てる方には分かると思うんですけど脚本や演出が原作とは少し違うんです。

 

アニメは原作よりシリアスなテイストで行ってる感じですかね。アニメとしての色をしっかり出してるんだと思います。

 

原作である漫画をそのままアニメ化するのではなく、アニメになる意味をしっかり考えて作ってくださっている作品はやっぱり面白いです。

 

 

アニメオリジナル

f:id:takiterina:20180920233018j:plain

 

今期は『天狼 Sirius the Jaeger』や『プラネットウィズ』ですね。

 

オリジナルアニメは原作がなく、先入観がなく見れるので純粋に面白い作品が多い印象です。

 

さらに基本的に制作陣が名だたるメンバーだったり、ロケハンがしっかりされていたりすることが多いです。

 

今年のアニメでも『宇宙よりも遠い場所』や『ひそねとまそたん』『デビルマン crybaby』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』など明らかに制作サイドの力の入れ具合が違う傑作ばかりでした。

 

アニメ好きならアニメオリジナル作品は必ずチェックするべきだと思います。

 

 

まとめ

f:id:takiterina:20180920233129j:plain

 

「原作」という視点でカテゴライズしてきましたがいかがだったでしょうか?

 

僕も全てのアニメを見ているわけでは無いので偏見が入ってたかもしれませんが強ち間違ってはないかなと思っています。

 

もしここはこうじゃない?みたいな意見があれば言って頂ければ助かります。

 

では、アニメ量産社会の中で一緒に傑作を見つけていきましょう!

 

『人生は、運より実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 感想 捻くれはほどほどに

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 

今回はふろむださん著の『人生は、運より実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』についてです。

 

ふろむださんは総アクセス数百万の有名ブロガーの方で、複数の企業を創設し、その1つは上場も果たしています。

 

僕もふろむださんのブログ「分裂勘違い君劇場」は何度か読ませてもらっています。そのふろむださんの初の書籍化が本書なんです。

 

そして、その本書である『人生は、運より実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は非常に素晴らしい本です。本当に読んだ人の価値観を変えてしまうパワフルな本だと思います。

 

 

「勘違いさせる力」とは?

 

「勘違いさせる力」とは「錯覚資産」とその使い方のことです。

 

そして「錯覚資産」とは、ふろむださんが作った造語で、「他人が自分に対して抱く、自分に都合のいい錯覚」のことです。

 

詳しく解説するのは避けようと思うので、簡単に言うと、

 

人生は「運」と「実力」だけで決まるように見えて、実は「運」と「実力」と「錯覚資産」で決まるのです。そしてその中でも「錯覚資産」のウエイトは大きい。

 

例えば、「学歴」が「錯覚資産」の1つです。

 

東大卒の人って輝いて見えますよね。そして会社で上司が東大卒の人を評価する場合、結局その人が「東大卒」であるということを考慮してしまっているんです。それも無意識で。

 

だから東大卒の人は「錯覚資産」のおかげで成長する機会も増えて「実力」も上がって、また「錯覚資産」が増えるという好循環に入るんです。

 

そしてこの本は「錯覚資産」をどうやって増やすか、どうやって使うか、そもそも「錯覚資産」はどういう構造をしているのかということを詳しく解説しているのです。

 

 

認知的不協和

 

この本の中で僕が感銘を受けた部分は「認知的不協和」が出てくる章です。

 

「認知的不協和」について簡単に説明すると、

 

先程例に出した「学歴」を使います。

 

自分がFラン大学だとします。そして現実の世界は高学歴であることに価値があります。

 

しかし、これだと「自分は低学歴だ」という事実と「高学歴には価値がある」という事実が自分の中で矛盾します。

 

この矛盾を解消するために、人は無意識に「高学歴には価値がある」という価値評価を書き換えるんです。

 

そして自分の脳内世界で「高学歴には価値がない」「高学歴だから勉強以外は何もできない」「勉強ばかりしてきたから感情がない」など、こんなふうに「高学歴」を否定するんです。

 

この矛盾が「認知的不協和」と呼ばれ、錯覚資産を脅かす悪魔だとされています。

 

恥ずかしながら「認知的不協和」の概念をここで初めて知りました。ふろむださんありがとうございます。

 

 

捻くれの原因

f:id:takiterina:20180917221309j:plain

 

「認知的不協和」の章を読んでたときに思ったんですけど「捻くれ」って殆どここから発生してるんじゃないですかね?

 

突然ですが、僕はスーパー捻くれてるんです。捻くれてるという理由で彼女に振られたこともあります。

 

昔からなんですけど、僕は自分にないものを持っている人を否定するんです。

 

「明るい陽キャラの人」を見ると「あまり何も考えてないだろうな」「内向的な人の方が思慮深くて優れている」とか思ってました。

 

これって「認知的不協和」発生してますよね。明るく場を盛り上げることが自分は苦手であることと「明るく場を盛り上げる能力は価値がある」っことが自分のなかで矛盾するんですね。

 

だから「明るく場を盛り上げれる人」を無意識に否定して整合性を保っていたんです。

 

これは同様に「モテること」とか「楽器の才能があること」に対しても否定を行なって整合性を保っていました。自分惨めすぎる。。。

 

自分はただ周りを否定して、自分が変わる努力を行わなかったんです。そして錯覚資産やそれに準ずるものを否定し続けて勝手に人生ハードモードにしていたんです。

 

本当に今まで捻くれて生きてた僕アホすぎだろって感じでした。

 

認知的不協和の毒に負けず、現実世界での価値を肯定し、自分を変える努力をする大切さに気づくことができました。

 

 

まとめ

f:id:takiterina:20180917221320j:plain

 

「錯覚資産」も革命的な概念なんですけど、僕にとっては認知的不協和が僕の人生を苦しめていたことを知れて本当に良かったです。

 

認知心理学すごい!ふろむださんありがとうございます!

 

「少女☆歌劇 レビュースタァライト』 大場なな ループを目的とした絶望の輪廻

f:id:takiterina:20180914001227j:plain

今回は『少女☆歌劇 レビュースタァライト』についての感想記事(第1〜9話まで放送時点)です。

 

今期のアニメも終盤に差し掛かり多くの神回が生まれてますね。

 

その中でも一際輝いていたと感じたのはレビュースタァライトの第7〜9話のばななちゃんを主軸としたストーリーです。

 

 

『少女☆歌劇 レビュースタァライト

f:id:takiterina:20180914001254j:plain

 

ミュージカル原作であり、ブシロードネルケプランニングによるメディアミックス作品。

 

俳優育成科に通う少女たちが永遠に輝き続けるスタァになるためにキリンのオーデション(裏オーデション)に参加する舞台少女の葛藤や成長を描く群像劇です。

 

監督の古川知宏さんは『輪るピングドラム』や『ユリ熊嵐』などの制作に携わっており、両作品で監督を務めた幾原邦彦さんの影響を強く受けているようです。

 

そのため、幾原邦彦監督の『少女革命ウテナ』や『輪るピングドラム』らしさがレビュースタァライトにも出ています。

 

 

ループ自体を目的としたループ

f:id:takiterina:20180914001304j:plain

 

最高にネタバレになるのですがばななちゃんこと大場ななはループしています。

 

なんとレビュースタァライトはSF作品に頻繁に登場する「ループもの」なのです。

 

しかし、実は普通の「ループもの」とは違った部分がありました。お気づきですか?

 

普通のループだったらほとんどが過去改変をして現在を変えることが目的ですよね。

 

STEINS;GATE』の岡部倫太郎は幼馴染の椎名まゆりを救うため。

 

ひぐらしのなく頃に』の古手梨花は生きて7月1日を迎えるため(厳密にはループじゃないです。)。

 

『Re;ゼロから始まる異世界生活』の菜月昴は前へ進むために死に戻り、繰り返します。

 

上手くいかないから何度もやり直すのです。だから何度もループするんですね。

 

しかしレビュースタァライトのばななちゃんは違いました。

 

同じ時間を繰り返したいからループするんです。

 

ばななちゃんにとって第99回聖翔祭のスタァライトは輝きが消えないものであるため、その時間が大好きで尊く、永遠にしたいと思ったのです。

 

 

ループをした理由

f:id:takiterina:20180914001315j:plain

 

一言でいうと第99回の聖翔祭が特別だからです。ではなぜ特別なのか?

 

・最高の仲間に出会えた

 

9話でばななちゃんの中学時代のシーンが一瞬描かれます。おそらくばななちゃんは演劇をやってるんですけどばななちゃん以外の部員は掛け持ちで100%演劇に打ち込んでなかったようです。

 

そのためばななちゃんは温度差のある部員とはそれなりの関係にしかなれず、演劇のことを真剣に考えてくれる仲間と共に舞台に立ったことがなかったのです。

 

そして、中学の先生に聖翔音楽学院を推められ、そこで最高の仲間に出会う。

 

聖翔祭の打ち上げで印象に残ったシーンなんですが、

 

「そうだ!ばななっ!ななはみんなのバナナみたいだね。甘くて優しくて栄養満点、肩凝りまでほぐしちゃうんだもん!」

 

華恋がばななちゃんのことを「ばなな」と初めて命名します。

 

ばななちゃんのアイデンティティがはっきりと形になって、みんなの良い仲間として認められた瞬間だったんだと思います。

 

そしてこの日、ばななちゃんは初めて舞台少女になれたのです。

 

最高の仲間たちと舞台を作る楽しい日々を過ごし、本番も成功させ、仲間たちに認められた存在になった。ばななちゃんはこの上なく幸せだったと思います。

 

・初めての舞台に立てた

 

中学時代は全力で演劇ができなかったばななちゃんは聖翔音楽学院に入り、初めて熱い仲間たちと舞台を作ります。それは彼女にとって初めての体験であり、感動したんだと思います。

 

初めての体験はその人にとっては一生ものですよね。ばななちゃんにとってはそれを超えるものが今後体験できるのかと疑問に思うほどとてつもないものだったんだと思います。

 

ちゃんとした仲間と舞台を作ったことが彼女にとって大事なのです。

 

その後、ばななちゃんは真矢様から本気を出していないことに怒りを買います。

 

しかしばななちゃんは舞台を最高の仲間と作ることが楽しすぎて本気で演劇に打ち込むことを意識していません。

 

意図的に力を抜いているのではなく舞台を一からみんなで作る楽しさに魅了されてそうなってしまっているんだと思います。

 

自身が努力してきたからこそ真矢様にとって才能があるのに前に進もうとしない人は許せないかもしれないんですけど、

 

ばななちゃんが「最高の仲間と舞台を作る」ことにベクトルが向いてしまう理由も彼女の境遇から理解できるんですよね。

 

この2人のすれ違いはともかくばななちゃんは99回聖翔祭で初めて「全力で舞台を作る仲間がいる」本当の舞台に立てたのです。

 

・同じメンバーでは2度とできない

 

2年生に上がり、俳優育成科の同級生が2人辞めます。

 

そのためいくら次回の聖翔祭のスタァライトが第99回のものと酷似していても、全く同じ舞台にはなり得ません。

 

ばななちゃんにとっては第99回聖翔祭のメンバーが最高であると認識しているので辞めていった彼女たちはどうしても必要な存在なのです。

 

 

ばななは前に進めないのか

f:id:takiterina:20180914001334j:plain

 

ばななちゃんは過去に囚われています。第99回聖翔祭のスタァライトが忘れられないのです。

 

しかし、彼女は前に進むことを悪だと捉えているのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはありません。第9話でばななちゃんはひかりの登場や華恋の変化などみんながどんどん魅力的に成長していくのを見て、再演に疑問を持っていたと告白します。

 

自分にとって大事な舞台を再演したいけど、周りのみんなは成長していく。自分はどうすればいいのかという葛藤です。

 

そこで純菜が「もっと良い再演」をすればいいと答えを示してくれます。

 

ばななちゃんは結局未来を否定しなかったんですね。

 

過去と未来を天秤かけて過去が少し重かっただけなんです。

 

華恋たちみんなの成長は未来の重りを少しずつ重くしてばななちゃんを前に向かせたんです。

 

過去に囚われて前進しない人は前に進む人と比べて魅力的じゃないですよね。

 

自分が守ってきた過去の時間を大切にしつつ前に進むという選択がベストなんだと思います。

 

 

ひかりちゃんループ説

f:id:takiterina:20180914001344j:plain

 

余談ですが当初はばななちゃんじゃなくてひかりちゃんがループしてるんじゃね?と思ってました。

 

スタァライトは最後に2人が引き裂かれる悲劇なので、キリンのオーデションで最終的に華恋とひかりちゃんは2人でスタァにはなれず、ひかりちゃんは2人でスタァになれるまで何度も絶望の輪廻を繰り返してるんじゃないかと、、、

 

完全に読みが外れましたが何となくストーリーてきにはその方がしっくり来る気がしますね。

 

 

まとめ

f:id:takiterina:20180914001358j:plain

 

ばななちゃんはなかなか革命的なキャラクターで面白いです。キャラデザもバナナ感強くて笑いました。

 

レビュースタァライトは今期の覇権を狙えるレベルで面白いので最後まで目が離せません。

 

 

『ISLAND』9話 感想 続く、続く

f:id:takiterina:20180903001749j:plain

今回も『ISLAND』の感想です。

 

ついに未来編(冬編?)に入りました。前回の続きは続きなんですがいきなり世界観が変わり過ぎてビックリですね。

 

ちなみにぼくは原作未プレイです。

それではネタバレありでどうぞ。

 

 

感想・考察

 

・おっぱいで人を判断する?

f:id:takiterina:20180903001816j:plain

 

いやいや、おっぱいで人を判断するのは悪いことではないです。本能として仕方がないのかもしれません。

 

でも巨乳がいいか貧乳がいいかなんてのは絶対的なものではないですよね。

 

とりあえずその人に合った胸の大きさと形だったらいいと思います。

 

巨乳貧乳論争はその人に合った胸が1番ベストなのが前提で強いて言うなら大きい胸が似合う子がいいのか控えめな胸が似合う子がいいのかって話し合ってるわけです。

 

9話を見ていて思ったんですけどサラが巨乳なんですね。

 

サラっていままでは貧乳キャラだったので急に巨乳キャラにされると違和感がすごいですね。

 

ほんとに申し訳ないんですがこれはサラら貧乳が似合う子の印象が強いからだと思います。いわば私たちは「サラは貧乳」と刷り込まれてますからね。

 

結論としてはその人に合った形の胸の大きさと形においてサラは控えめな方が似合うってことです。

 

いきなりおっぱいの話ばかりで失礼つかまつりました。。。

 

 

聖典

f:id:takiterina:20180903001827j:plain

 

凛音と切那はこの世界では聖典に記されているようです。

 

つまり、過去の浦島の伝説は語り継がれているということですね。

 

聖典にも記されてるってことはここは未来の日本なんですかね?名前は外国ぽいですけど、

 

それか人類がこのISLANDに収束したんですしょーか。切那が眠ってから何が合ったか知りたいですね。

 

 

・爺さん何者?

f:id:takiterina:20180903002033j:plain

 

リンネのお爺さんが登場します

 

御原家の男性陣が出てきてなかったので新鮮ですね。

 

あ、でも凛音のお父さん回想シーンで出てきてましたね。海に落ちて亡くなってたようですが、

 

 

・切那

f:id:takiterina:20180903001846j:plain

 

切那に記憶がないです。またかよって感じですね。

 

とりあえず第1話同様に「世界を救う」という思いはあるようです。

 

タイムカプセルの中は時間が止まってるだけだから記憶云々の問題が起こるような感じはしない気がします。

 

でもなんで切那はタイムトラベルすると記憶がなくなるんでしょうか?時間の移動間隔が大きいほど記憶に影響が出るんですかね。

 

凛音は5年タイムカプセルに入ってましたけど辛うじて記憶がありましたし、何かきっかけがあれば思い出せるレベルでした。

 

 

・リンネの発明

f:id:takiterina:20180903002050j:plain

 

 

リンネ本人も何の発明かわかってないようです。アイランダーというロボットを作ってると思ってました。

 

しかし、これはタイムカプセルですね。

 

そして切那が入って試すんですけど、

 

カプセルの中の時間だけが動いてその時間が止まってるようでした。

 

これって現在編で出てきた切那が乗ったタイムカプセルと逆じゃないですか?

 

切那が乗ったタイムカプセルは中の時間が止まって外が通常通り動いてました。

 

ということはリンネが発明しているタイムカプセルは過去へ行ける機能がありそうです。

 

9話で使った限りでは、中に入った人の時間だけが動いて外は止まっているので中に入った人は過去に行っているんですかね?でも中に入った人だけが歳をとるようにも見えます。

 

いずれにしろリンネの発明であるこの機会で過去に行くことになりそうです。

 

 

・切那inタイムカプセル

f:id:takiterina:20180903002136j:plain

 

よくわからない場所にタイムカプセルがあったようだけど島じゃないんですね。

 

つまりかなーりの時間が経ってるようですね。さすが世紀末。

 

 

・色仕掛け

f:id:takiterina:20180903002148j:plain

 

カレンのキャラが変わりましたね。

 

かなーりウブだったのに大人の色仕掛けをしています。

 

札なしの子が生きていくにはやらなければならなかったことなのかもしれません。

 

そう考えると切那以外の他のキャラも背景が少しずつ異なっているので今までのキャラクターではないという見方が大事ですね。

 

 

アバロンは存在しない

f:id:takiterina:20180903002203j:plain

 

理想郷であるアバロンは存在しないと探索隊によって証明されているようです。

 

つまりISLAND以外に人が住める場所はないということ。

 

切那はこの世界も救うのでしょうか。

 

過去の凛音を救うことでこの未来が変わるのでしょうか。

 

うーん。伝説通りの解釈をすると凛音は死んで切那は永遠の眠りにつきます。そして2人が再び巡り会えたなら呪いは解けて幸せになれるらしいので、もう実現してるような気がします。

 

とりあえずこの未来の世界でタイムマシンを完成させて過去に戻って凛音を救う。そしてそれは世界を救うことにつながる世界系のお話なのかなと思っています。

 

 

疑問

f:id:takiterina:20180903002216j:plain

 

疑問だらけなんですが素朴な疑問がありました。

 

前回の話で凛音は亡くなりましたよね。

 

なのになんでおそらく凛音の子孫であろうリネン・オハラがいるんでしょうか、

 

まあ玖音が生きていたので一概に凛音の遺伝子を残すことは不可能とは限りません。

 

切那がタイムカプセルに入ってから他の人たちがどういう行動に出たかが鍵になっているんですかね?私、気になります。

 

 

まとめ

f:id:takiterina:20180903002225j:plain

 

疑問、疑問、疑問ですねー

 

やはりSFアニメの醍醐味!

 

過去と現在と未来という4次元的要素が加わって考察が難しくなります。

 

次回はこの世界のことがもっと詳しくわかってほしいですね。

 

 

『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』 感想

f:id:takiterina:20180830181059j:plain

にゃんぱすぱすー!
 
先日、『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』を見てきました!
 
のんのんびより』『のんのんびより りぴーと』をしっかり復習してからの鑑賞だったので非常に楽しめました。
 
ネタバレありになってしまいますがご了承ください。
 

感想

f:id:takiterina:20180830181116j:plain

 
裏切られることも一切なく期待通りでした。
 
ぼくは緩くてほっこりしてクスッとなるのを求めて見に行ったので、ありのままの『のんのんびより』を味わうことができました。いやー本当に良かった。
 
内容としては卓が福引を当ててみんなで3泊4日の沖縄旅行に行くお話です。第1期OVAの続きですね。
 
原作にもこの沖縄旅行編は描かれているんですが、原作と異なるところは映画オリジナルキャラクターが登場する点です。
 
新里あおいちゃんです。

f:id:takiterina:20180830181125j:plain

 
あおいはれんげたちが滞在した民宿の娘で、民宿の手伝いをしています。夏海と同い年ということもあって仲良くなり、島を案内したりバドミントンで勝負したりします。
 
映画オリジナルキャラクターのあおいですが原作者のあっと先生が考えたキャラであるらしく『のんのんびより』の世界観に非常にマッチしています。
 
映画としてのオリジナル要素を入れつつ世界観を保っていて非常にクオリティの高い作品だったと感じました。
 
 

田舎じゃなくていいの?

f:id:takiterina:20180830181135j:plain

 
今までの『のんのんびより』は田舎のシーンしか描かれてないんですね。
 
家に鍵をかけなかったり、道端に野菜が売られていたり、夜の自動販売機に虫が群がっていたり、最寄りのコンビニが24時間営業じゃなかったり、、、
 
田舎らしさが溢れていてそれがすっごい魅力的でしたよね。
 
みんなが田舎を離れて沖縄に行ったらそれがなくなってしまうんじゃないか?と心配でした。
 
しかし、全くの杞憂でした。
 
彼女たちはどこに行っても根っからの田舎育ちの精神が存在しています。
 
TVアニメ版ではれんげや夏海は自分たちが住んでるところは田舎じゃないと自分に言い聞かせている描写があります。そのコンプレックスのせいか沖縄に来てもここが田舎なのか意識したりしています。
 
田舎者だからってことではないですが飛行機に乗るシーンとかもみんなテンション高いですよね。
 
なんだかあまり書き続けると田舎の人をディスってると誤解されそうなのでやめときます。ごめんなさいディスってるつもりはありません。
 
つまり、言いたいことは「れんげたちはどこに行っても彼女たちらしさが溢れ出てる」ってことです!
 
また、舞台の竹富島は田舎って言っていいんですかね?わからないんですが風景描写がすごく良かったです。れんげたちが住んでいる田舎に負けず劣らずの風景ですね。
 
れんげたちの住んでいる田舎らしさを補う形で沖縄らしさが前面に出ていて『のんのんびより』の風景や世界観が引き出されていたと思います。
 
 

やっぱり夏海だなぁ、でもれんちゃんも素敵だ

f:id:takiterina:20180830181152j:plain

 
なんと言っても今回は夏海がメインでしたねー。『のんのんびより』だと夏海が1番好きなキャラなので非常に良かったです。
 
普段なられんげを中心に描かれているんですけど今回は夏海が軸になっていますね。
 
この映画で好きなシーンは夏海とあおいの別れです。
 
れんげは口には出さないけど夏海が沖縄を離れるのを寂しそうにしてるのを察しています。
 
そしてれんげはあおいにサヨナラを伝えないと後悔するよって夏海にアイコンタクトします。
 
これってTVシリーズでれんげが実家に遊びに来てた同い年のほのかちゃんときちんとサヨナラ出来なかったことから学んだんだと思います。だから夏海の気持ちも痛いほどわかるし後悔して欲しくないと思ったんでしょうね。れんちゃん大人だなぁ。
 
今回は夏海の感情とか鮮明に描かれているしれんげの立ち位置がいつもと違っていて新鮮でした。それも見どころの1つかなと思います。
 
 

ひかげがおいしい

f:id:takiterina:20180830181210j:plain

 
主要キャラ4人以上に作者に愛情を注がれてそうなのがひかげですよね。
 
あっと先生の他作品『こあくまメレンゲ』でも主要キャラですしね。
 
何だかんだTVシリーズからひかげはみんなにスルーされたりと扱いが雑だったんですけど今回の映画は顕著に扱いが雑というか不幸体質というかキャラが濃かったです。
 
飛行機で耳の調子が悪くなるし、シュノーケルに行く船では船酔いするし、どの部屋でもベッドじゃなくて布団で寝させられるし、、、
 
全体を通してギャグが面白いんですけどひかげが絡むとさらに面白くなりますね。
 
TVシリーズでは帰省している時しか登場しなかったのでもっと登場してほしいです。スピンオフしてくれって感じのキャラですね。
 
 

まとめ

f:id:takiterina:20180830181235j:plain

 
のんのんびより』やっぱり面白いですね。
 
何がいいって
 
・田舎の景色
・田舎の生活の再現性
・ギャグセンス
 
これにつきます。
 
他の田舎が舞台の作品と比べるとかなりディテールがこまかく田舎に絡めたギャグがシュールでほっこりするんですよね。
 
続編の発表はないんですがこの世界観はずっと見続けていたいですね。
 
 
 

映画『ペンギン・ハイウエイ』 感想・考察 謎が多すぎる

f:id:takiterina:20180827145858j:plain

はい、どーも!

 

ペンギン・ハイウェイ』を見てきました!

 

スタジオ・コロリドと若手監督の石田祐康が手がける森見登美彦さん原作の青春ファンタジー映画です。

 

簡単に言うとチョー頭が良くて探究心旺盛な小学生のアオヤマくんが街に現れたペンギンの謎を研究しているうちに不思議な冒険をして成長するお話です。

 

この記事は映画を見た人向けに書いてるのでネタバレありです。悪しからず。

 

 

感想

 

面白い面白くないで言うと面白かったんですけど、映画に入り込むことはできませんでした。

 

単純に隣に座っていた人がクスッと笑えるシーンでもオーバーリアクションで笑っていて気が散ってしまったことです。映画館あるあるなので全然構いませんが、、、

 

そして作品として僕が入り込めなかった要因は次の2点です。

 

・深く考えると難しすぎる

・物語のスピード感に違和感

 

序盤の方は主人公の探究心も相まって物語で出てくる謎は殆ど解けてしまうんだろうなと思っていたのですが、結局、断定できることは何もなかったです。

 

お姉さんは何者だったのか、海とは何のことだったのか、ペンギンは何を意味しているのか、、、推測はできますがこの物語の細部を見てもはっきりコレはこうだって言い切れません。

 

それ故に「考察してくれ!」って言われてるような気分になって、上映中は考えることで必死になり純粋に映画を楽しめてなかった気がします。

 

考察要素が多すぎるので他のブロガーさんめっちゃ凄い考察書いてそうだなぁとかも考えてました。

 

 

そして物語のスピード感にも違和感がありました。

 

確かに子どもたちが共闘するシーンやペンギンの大行進のシーンは盛り上がっていて非常に心踊ったのです。しかし、全体を通して先が気になって仕方ない!とは思わなかったです。盛り上がったと思ったら落ち着いたりの繰り返しで推進力が薄い印象を受けました。

 

僕は原作未読なのでよくわからないですが、原作の小説を意識し過ぎている感は強かった気がします。

 

何と言うか、アニメ映画のスピード感じゃないんです。緩急のつけ方が変な印象です。

 

おそらく原作通りの流れのまま映画化しているんだなぁと思います(間違ってたらごめんなさい)。小説ならその展開でも違和感がなかったかもしれませんが、映画というコンテンツになったときにそのままだと印象が変わってくるのかなあと感じました。

 

 

全体的としては映像も音楽も良かったですし、脚本も面白くて良かったです。しかし、見る人によって解釈が変わるので万人が面白い!とは言えない映画なのかもしれませんね。

 

 

考察

 

おそらく他のブログで考察されまくっていると思いますが、考察下手な僕のフィーリング考察も良かったら読んでください。

 

・海とは何だったのか

 

海の中を見る限り並行世界でもないですし、俗に言う異世界でもありません。

 

それは海の中では家が浮いていたりと全く秩序がないからです。

 

生がある世界、生きている者がいる世界には秩序や物理法則があるはずです。

 

なのでおそらくですが海は世界の果てです。

 

世界の果てってなんやねんって感じなのですが、劇中で死について考えるシーンが度々出てきます。

 

つまり、世界の果てとは死後の世界もしくはそれに準ずる空間のような気がします。

 

 

・お姉さんとは何者だったのか

 

宇宙人ではないです。

 

お姉さんは昔、海の見える街に住んでいたと言っていましたね。だからそれは世界の果てのことです。しかし、だからと言ってお姉さんは死者ではないと思います。

 

ペンギンやジャバウォックを生み出しているので創造主的なポジションだと推測します。

 

本当にフィーリングなのですが神様の分身がお姉さんだったんじゃないかと、、、、

 

それだとお姉さんの体調と海の大きさが連動していたことや海と離れると体調が悪くなること、何日も何も食べなくても生きていけることが説明できます。

 

神様は生と死を超越した存在なので現実世界と死後の世界を行き来できます。そして2つの世界が繋がってしまい、それを修復するために神さまの分身のお姉さんが活動していたのだと思います。

 

 

・ペンギンとジャバウォックは何なの?

 

ペンギンは海を壊していましたね。ですが海と連動しているお姉さんが生み出したペンギンが海を壊すのはおかしいですよね。

 

だからペンギンが壊していたのは現実世界と世界の果てが繋がってしまった特異点の入り口(溢れ出た海)を破壊していたんだと思います。

 

つまりペンギンはお姉さん(神さまの分身)をサポートする天使なんじゃないかと思います。

 

じゃあジャバウォックはなんなの?って感じですよね。おそらく悪魔です。

 

天候ではなくお姉さんの体調でペンギンが生み出されるか、ジャバウォックが生み出されるか変わってきます。

 

お姉さんの体調が悪いときにジャバウォックが出現するんですが、駅でお姉さんが体調不良になるシーンで手のようなものが見えます。ジャバウォックの手かもしれませんが僕は人間の手のように見えました。

 

またスズキくんが見つけてきた魚にも手のようなものが生えていました。

 

これってジャバウォックやその他の体調不良から出現する者たちは人間の死への恐怖など人間の闇の部分が具現化しているんじゃないかと思います。

 

現にジャバウォックがペンギンを食べることによって現実世界と死後の世界は繋がったままになり、人間が死を想起することを容易にさせているんじゃないかと考えます。

 

 

・おっぱいとはなんだったのか

 

アオヤマくんはおっぱいについて1日30分考えているらしい。それくらいおっぱいに興味があるようです。

 

そしてアオヤマくんはお姉さんのおっぱいはお母さんのそれとは全く違うとも述べています。

 

何となくなんですがおっぱいはそれ以上でもそれ以下でもない気がします。

 

ただアオヤマくんの探究心を象徴するものの1つです。

 

だからアオヤマくんがおっぱいに興味がなかったらお姉さんと打ち解けることもなかったのかなぁと、思ったりもします。2人が出会うシーンは描かれてはいませんが、、、

 

つまり、おっぱいへの探究心が2人を引き合わせたと言うこと。物語のきっかけはおっぱいだったのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

疑問を考え出したら止まらない作品ですね。

 

考察のしがいがありすぎる作品。居酒屋で語りたい作品でもあります。

 

考察する以外にも興味があることは素直に公言する姿勢や日々を大切にする心がけなどアオヤマくんには大変学ばさせられることが多かったです。

 

今年の話題作の1つでもあるので探究心旺盛な方は是非劇場へ足を運んでください。

 

『のんのんびより りぴーと』劇場版の前に復習 アニメを知ったかぶりしてしまった場合の対処法

f:id:takiterina:20180824211136j:plain

にゃんぱすー!

 

『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』は2018年8月25日ロードショーです。

 

舞台挨拶の先行抽選申し込みを忘れ、公開初日も丸一日仕事の筆者ですが楽しみで夜しか眠れません!

 

そしてなんと!『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』ではれんげたちがついに田舎を離れ、沖縄旅行に行きます!いつも田舎での日常ばかりが描かれたいたので新鮮です。日常の中の非日常ではなくガチ非日常ですね。

 

僕も今年初めて沖縄に旅行してきたんでタイムリーですね。ディスティニーを感じます。

 

今回は劇場版に伴いせっかくなので『のんのんびより』と『のんのんびより りぴーと』を復習してるときに見つけたことを記事にします。

 

 

のんのんびより あらすじ

f:id:takiterina:20180824211339j:plain

 

東京から田舎の旭丘分校に転校してきた蛍は、基本的に家に鍵を閉めなかったり、道端に無人で野菜が売られていたりと田舎生活は戸惑うことばかり。

 

しかし、旭丘分校でれんげや夏海、小鞠、卓と出会い、いつも一緒に行動し田舎の春夏秋冬を過ごす中で田舎の良さを体感します。

 

田舎生活の中で、笑ったり、少しほろっとしたり、暖かい気持ちになったりする脱力系田舎ライフコメディです。

 

 

アニメを知ったかぶりしてしまった

f:id:takiterina:20180824211527j:plain

 

のんのんびより りぴーと』6話のAパートで蛍と夏海が2人で水やりと草むしりをするシーンがあります。

 

いつも4人で行動しているので珍しく2人になると夏海は何を話せばいいかわからなくて気を使います。

 

夏海が蛍にアニメの話題を振り、蛍のテンションが上がります。そして見てないアニメの話題に変わった時に夏美は蛍のテンションも相まって「そのアニメ知らない」の一言が言えません。

 

 

これ僕もたまにあります。単純な「知ったかぶり」ですね。僕なりの対処法を紹介します。

 

・すぐに見てないと宣言する

f:id:takiterina:20180824211627j:plain

 

アドラー心理学において「知ったかぶり」は「自己否定」や「承認欲求」の表れと言われています。

 

自分はダメだから(自己否定)もっとすごい自分を演じないといけない…!そして他人にすごいと思ってもらいたい(承認欲求)

 

ってことですね。

 

等身大の自分を否定し続けるわけですからもちろん精神的によくないですよね。

 

だから素直に「そのアニメ見てない」と言って、「どんなアニメなの?」など質問をして話を繋げましょう。自分の好きなジャンルで面白そうだったら家に帰って見たらいいんです。

 

 

・上手く話題を変える作戦

f:id:takiterina:20180824211709j:plain

 

なお、「そのアニメ知らない宣言」は2人で話してるときに超有効なのですが複数人で喋っているときは難しいケースが度々あります。

 

Aくん「トィンクルシスターズ見てた?何のキャラが好き?」

Bくん「トィンクルブラックやで!いつもは主人公と距離置いてるけど物凄く強くて主人公がピンチになると駆けつけてくるのカッコ良いいやん!」

Aくん「わかるー!!!」

僕「」

 

もともとみんなで喋ってて話題が変わって置いてけぼりになるパターンです。

 

この場合の対処法はそのアニメは見てないけど少しでも知っている情報で話を合わせて少しでも主導権を握ったらすぅーっと不自然じゃないくらいの関連した別アニメの話に変えることです。そして話題にのぼったアニメはメモって置いて家に帰ってから見ます。

 

これは地味にテクニックが必要ですが穏便に済ませられます。

 

そして先ほどのアドラー心理学の「自己否定」「承認欲求」の対処法は

 

「今の僕は知らないけど家に帰ったらそのアニメを見るし未来の自分は知ってるから大丈夫だもーん!知ったかぶりじゃないもーん!」

 

という感じでアファメーション(自己肯定)します。

 

「嘘をついてもすぐ現実にしてしまえば嘘じゃないから大丈夫」って心の底から思っていれば精神的にもしんどくないです。

 

まあでも、できることなら「そのアニメ知らない宣言」をした方がもちろんいいです。

 

僕は高校の頃は「アニメ知ったかぶり」を多様していました。学生という多感な時期なので少しでも仲間はずれにされたくないという心理が働いていたのでしょう。

 

今は知らないものは知らないとはっきり言うようにしています。周りの大人は寛容ですし、今の自分が等身大でありそれ以上でもそれ以下でもありません。。。

 

アニメならともかく何でも知ったかぶりをしてしまうとボロが出て人からの信用が落ちることもあると思うので、なるべく知らないことは知らないと言った方が良いかもしれません。

 

 

最後に

f:id:takiterina:20180824211653j:plain

 

この記事の「知ったかぶりは良くない」って話でしたが6話Aパートのテーマは「同じグループだけど2人になると何故か気を使ってしまう場合、探せば良い話題も見つかるしすぐ仲良くなれるよ」みたいな感じです。

 

のんのんびよりのテーマは意外と奥が深いので大好きです!

 

「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」もどんなテーマなのか気になりますね。

 

公開当日は仕事ですが翌日になんとか見にいけたら良いと思っています。

 

ではでは