『宇宙よりも遠い場所』 南極よりも楽しいフェスティバルに行って来た!
よりもいフェスに行って参りました!
『宇宙よりも遠い場所』スペシャルイベント「南極よりも楽しいフェスティバル」が8月12日さいたま市文化センターで開催されました!
倍率が高かったらしいのですが奇跡的に当選しました。本当に良い運の使い方をしています。
当日は新大阪から新幹線に乗って南浦和まで直行。お昼の物販のために早めに着きました。
どうでもいいんですけど新幹線の前の席のおじさんが会場まで一緒だったので笑いました。
イベント内容
・キャスト陣とスタッフの作品振り返り(花田さん吉松さんの好きなシーン、いしづか監督のこだわりポイント)
・いしづか監督から各キャストへの手紙
・煩悩を言ってドラム缶を叩くコーナー
・しゃくまんえんに近い値段のものを当てるクイズ
・花田先生書き下ろし朗読劇
・「ここから、ここから」生ライブ
アニメのイベントとして完璧な演目でしたね。
特に良かったのは監督のいしづかあつこさん、脚本の花田十輝さん、キャラデザの吉松孝博さんの3名のコメントや好きなシーンについてでした。
花田さんと吉松さんが好きなシーンが6話ドリアン回だったのは笑いましたが、非常に共感しました。
前半でもメインキャラ4人の個性はしっかり描かれていましたが6話では柵もなくのびのびと彼女らしさが出ていた気がします。
というかスタッフ陣が取材でシンガポールに行ったので思い入れが強いんでしょうね。
やっぱり可愛いアニメキャラを作っているのは「可愛いおじさん」であるということが再確認できましたね。
もしかしたらおじさんたちの中に住む女子高生の人格がアニメを作っているのかもしれません。
あとは花田先生書き下ろしの朗読劇も非常に楽しめました。
内容は4人が南極での生活にも慣れた時期(12.5話くらい)のコメディでした。
花田先生の遊び心が爆発していて終始笑っていました。もう一度聴きたいのでドラマCDにしてほしい、、、
全体的に、スタッフが絡んでくるコーナーは作品の深みが感じられてすごく楽しいです。
お客さんの層
99%ほど男性でした。そして夏コミとハシゴしてますって感じなガチな人たちが多かった印象です。
何となくもうちょっと一般層もいるかなと思っていたので少し驚きました。
おそらくよりもいを好きって人は非オタでもたくさんいると思うのですが、イベントまで参加するというのはよりもい愛が強い人ってことですね。つまりオタクは愛が強い。
続編について
『宇宙よりも遠い場所』についての続編、OVA等の発表はありませんでした。
確かにまだまだ続いていってほしいという気持ちもありますが、ここで終わりというのも良いと思います。
アニメは13話で綺麗な終わり方をしていますし、これ以降は蛇足になってしまうかもしれませんね。
スタッフ、キャストがみんなよりもい愛に溢れていますし、キャラクターが本当に生きている人間のように生き生きとしています。
彼女たちの冒険を続けて行くことも可能だと思いますが、本当の傑作は引き際もしっかりしています。
この後のお話はそれぞれの想像か薄い本で描いていくものではないでしょうか。
キャストについて
いしづか監督からの手紙であったように座長として本当にみんなを引っ張っていて存在感がすごかった印象です。
水瀬いのりさんが出演する他作品と比べて力の入り具合や作品への愛情が強いなあと感じておりました。
イベント全体的に見てもしっかりしていてなおかつ可愛くて面白いので好きになりそうでした。
キマリは本当に感情移入させてくれるキャラクターで、うじうじして前に進めない自分を変えて前に進もうとする爽やかさに惚れ込んでいました。
それも水瀬いのりさんの演技があってこそでした。本当にありがとう。
花澤香菜さんがイベント終わってからお客さんみんなとビール飲みながら話したいって言ってたのですが僕を含めお客さん一同激しく同意でした。奢るからビール飲みましょう!
この作品は4人が主役と銘打っていますが、実質、報瀬が主役なのではないかと思っています。報瀬がいなければ何も始まらなかったですしね。
そして、12話の花澤香菜さんの演技は本当に凄かったです。ざーさん、半端ないって!
やっぱりよりもいの中で凄かったポイントとして報瀬のキャラクターですね。
美人なのに真っ直ぐで推進力のある女の子、残念なギャップと言われていますが、それは彼女の行動力から溢れた彼女の可愛いらしさなのかと思います。
本当に今までにないような絶妙に素敵なキャラクターである報瀬を演じ切った花澤香菜さんは素晴らしいですし、花澤香菜さんしか報瀬を演じることはできなかったと思います。
井口裕香さんは僕がまだ中学生のときの『とある魔術の禁書目録』からずっと応援しています。
キャリアがすごく長くて経験豊富なんですけど、よりもいは現場で緊張したりと思い入れが強かったと言っていました。
みんなが力を入れてるからこその良い空気感が出てたんじゃないかと思います。
イベントでは井口裕香さんは盛り上げ上手and気遣い上手って印象でした。
終始、良い盛り上げ方をしてトークの流れを綺麗にまとめていましたね。コミュ力ちょー高いです。
コメンタリーでも言ってたんですけど、日向は4人の中ではかなり大人だけど1人じゃなくてみんなと一緒のときにそのパワーを発揮できるタイプって感じで、井口裕香さん自身もそんな感じな印象だったので、キャラクターとのシンクロ率かなり高めだったのかなと思います。
井口裕香さん本当に尊敬する人なのでイベントで見れてよかったです。
終始ほんわかしていました。
最後のコメントで「声優界の良い人たちが揃った」って言ってましたね。
クラスとかバンドとかでもあると思うんですけど、それぞれの実力とか関係性とか個性とか人の良さとかが奇跡的にシンクロして最高の化学反応が起こる時があります。
アニメを見てる時から思っていましたがそれがよりもいの製作陣の中でも起こっているようでした。
ディスティニーですね。
早見沙織さんがずーっととても嬉し楽しそうだったんですけど、このメンバーだからすごく楽しいんだってことが伝わってきていましたし、それをちゃんと言葉にしてくれました。
結月はしっかりしているようで妹感があって世間と少しズレがあってまたそこが面白い素晴らしいとても好きなキャラでした。
早見沙織さんも今後も応援していきたいです。
大人組は見守ってる感が強かったですね。
能登麻美子さんのコメント力が凄かったですね。さすがのキャリアですね。
日笠陽子さんも気の良いお姉さん感が爆発してて面白かったです。
あとは松岡禎丞さんも来て欲しかったですね。日笠さんに名前言われるたびに会場から笑い起こってておいしいポジションでした。
まとめ
アニメの本編、コメンタリー、このイベントを通して作品に触れさせていただきましたが本当に制作側のスタッフさんやキャストの皆さんがよりもいのことが大好きなんだなと実感させられました。
これで終わってしまうのは寂しいですが、彼女たちの旅は終わらずこれからも続いて行くような気がしてずっとワクワクしています。
本当にこの作品に出会えてよかったです。
よりもいの制作に関わった方々、本当に感謝しています。
『はたらく細胞』 感想 何だかんだ赤血球が可愛い
今回はテレビアニメ『はたらく細胞』についての感想です。
『はたらく細胞』は「月刊少年シリウス」に連載されており、2016年宝島社『このマンガがすごい』で7位を獲得している傑作です。
人間の体内の細胞が擬人化して、食中毒やインフルエンザなどの疾患の際にそれぞれがどんな働きをするかコミカルに描いています。
アニメ5話までの感想です!
若干のネタバレありですがどうぞ!
細胞の擬人化
前のクールではついに馬も擬人化されましたね!
動物、戦艦、国など日本のクリエイターは何でも擬人化していまうチャレンジ精神を持っています。
そして『はたらく細胞』では細胞が擬人化されています。
何となくなんですけど、擬人化されているものって僕らにとって結構メジャーで個性が豊かなものが多い印象でした。
文系の僕にとっては細胞って「中学校や高校の理科や生物でやったなぁ」って感じで、記憶に薄いしあんまり身近じゃないですよね。いや、ある意味めっちゃ身近なんですけどね。
その分、非常に勉強になります。
「ヘルパーT細胞の働きこんなんだったな」
「スギ花粉アレルギーってヒスタミンの過剰分泌なのか」
みたいな新たな学びや復習になります。
今期ためになるアニメNo.1ですね!
血小板ちゃんも良いが赤血球も可愛い
血小板ちゃんの可愛さははTwitterにて怒涛の勢いで拡散されていますね。
確かにめっちゃ可愛い!動きも可愛い!てか子供なのに意外と礼儀正しい!好き!
しかし、何如せん出番が少ないようです。非常に残念。
そして、血小板ちゃんに負けず劣らず可愛いのが花澤香菜さん演じる赤血球AE3803です。
まずアホ毛!
何故か右サイドから生えてます。
昨今のアホ毛はとりあえず上にウニョーンと出てれば良いみたいな無個性なものが多いですが赤血球のアホ毛はなかなかセンス良いですね。
というか帽子を被ってるから右から出てるだけで帽子とったらセンターアホ毛なのかな?
まあどっちにしろキャラデザgood!です!
そしてなんと言っても顔芸が可愛いですね〜
以上、赤血球の顔芸でした!
人のためになる
先程書いたように『はたらく細胞』を見るだけで勉強になります。アニメを見ながら勉強できるって素晴らしいですね。
そして、熱中症が社会問題になっていることを受け、編集部が原作第6話「熱中症」を無料公開しています。
さすがです!世のため人のためになっています!
ちなみにリンクはこちらです。
『はたらく細胞 第6話 熱中症』試し読み|講談社コミックプラス
まとめ
「はたらく細胞」は今期最も知名度が高く、急速にその人気を上げています。
キャラクターも個性的でお話も面白いです。さらに人間にとって知っておかないといけないことを教えてくれる非常にユウイギな作品でもあります。
今後も楽しく学べるといいですね!
ではでは。
『ISLAND』6話感想 マッサージのくだりは不可欠
今回も『ISLAND』の感想・考察です!
中盤に差し掛かってきましたが未だに刹那がタイムトラベルしているという証拠が出てこないです。何か巧妙なトリックがあるんでしょうか…
ネタバレありです。どうぞ。
感想・考察
・凛音「さらさら好きになってきた?」
切那の夢シーン。またまた廃屋ぽいです。
ですが6話後半で凛音たちが廃屋に入るのですが中にあるのは本と本棚とベットだけのように見えるので、この夢では工具などが写っているので別の場所かもしれません。
というかまず、さらさら?なんのことを言ってるのかよく分かりません。
・ペアグッズ
沙羅は凛音が何気なく見ていた雑誌の記事を見て、切那への求愛のサインだと沙羅は推測します。
夏蓮と沙羅のサブヒロインの2人は切那の記憶が戻るきっかけになると信じ、切那と凛音の恋を応援するようです。いい展開ですね。
というか切那はあれだけ女の子にスマートな対応ができるのに(おそらく)童貞なんですね。
・切那
名前「切那」って書くんですね。今まで全部「刹那」って書いてました。訂正しときます。
・玖音の表情
凛音と切那が一緒に出かけるのを見てこの表情。
嫉妬のように見えます。
それが凛音が切那と上手くいっていることに対してなのか、凛音が煤紋病を克服して外に出て前向きに生きていることに対してなのかは不明です。
・デート
切那モテモテです。
凛音「どこでもいいよ!切那と一緒なら。」
このセリフは羨ましい…!鈍感難聴主人公にはもったいないです!
・時空震
沙羅曰く、未来人と現代人のまぐあいで存在しない赤ちゃんが生まれたら時空震が発生してこの世が滅びるかもしれないらしいです。
さらにお互いが惹かれ合うだけでも時空震が起こるかもしれないらしいです。
今のところ起こってないのは切那が凛音のことを本気で好きと思ってないorもしかしたら本当は切那が未来人じゃないからとかでしょうか?
・駐在さん
駐在は本気で夏蓮のことが好きらしいですね。
やっぱり大人はJKが好きなんですね。
・御三家による伝説の改変
伝説の本当のエンディングは
「生まれ変わった凛音は他の男と結ばれ幸せに暮らしていた。しかし、のちに切那の存在を知り悲観した凛音は海に身を投げて死んでしまった。」
実はバッドエンドのようですね。
凛音のお父さんが伝承をまとめておりおそらく凛音もこのことを知っています。
・変態全裸漂着野郎は本当の切那じゃない
昔、凛音が廃屋で会っていた切那と今ここにいる切那は別人らしいです。
5年前の嵐の日、切那と凛音は潮が満ちて廃屋から帰れなくなり、探しにきた凛音のお父さんによって切那は海に突き落とされます。凛音のお父さんも陽に当たってしまい煤紋病のため亡くなった。
このとき、凛音のお父さんは切那に「やはり生かしておいたのが間違いだった」と言っているのでおそらく切那が秘密にされていた煤紋病の新生児である説は正しそうです。
まとめ
今回から凛音ルートのようです!
これはかなり尺を使ってくれる感じなのでこれからがかなり楽しみです。
僕はまだ本当にタイムトラベルしているのか半信半疑なんですけどこれからSF展開になることを期待して視聴していきたいです。
『ラーメン大好き小泉さん』3話で登場した「一蘭」に行ってみた
どうもです。たきみです。
僕は近所か地元のラーメン屋さんくらいしかほとんど行かないんですけど、この前「天然とんこつラーメン 一蘭」に行ってきました。
梅田で買い物をしていてお腹が空いたのでさっと食べれそうなところを探してたら偶然見つけてしまいました!
さっと食べるには打って付けの場所ですね〜
まず食券を買います。
前の韓国人らしき女の人たちが食券を買うのに手間取っていました。
お店の人が基本的には奥にしか居ないので言葉の壁がある人たちには少し敷居の高いお店なのかなと思います。
ちなみにメニューは天然とんこつラーメンくらいしかないので日本人は迷うことないです。
空席を確認して席を選びます。駐車場式ですね。
アニメを見ていたときは本当にこんなのあるの?と思ってたんですけどこのまんまでした。
1人用のカウンターです。水は回転寿司式のセルフです。
アニメでも解説してたんですが隣との敷居は外せるようです。
これで友達やカップルでも行けますね。まあ敢えて別々の席に座ってラーメンに集中するのも一興ですけどね。
席についてオーダー記入。
とりあえず初回なので全て基本にしました。
前からオーダーを回収されます。
店員さんの顔は一切見えません。
僕の時は女の人だったので手と声からとても可愛い人であると妄想してました。
ここだけ実写版です。
前から登場します。オーダー提出から一瞬でした。
味に集中する環境が整えられていて素晴らしい。
ちなみにここにこれを置くと替え玉が出てきます。
味は思ったよりかなりあっさりしていました。
余分なクセをとにかく無くしたとんこつラーメンって感じでした。非常に美味です。
赤いタレも旨辛でよかったです。
さっと1人で食べたい時や人と関わるのが億劫な時に非常に便利なお店だと思います。
これからもオーダーを調整しつつトッピングも試していきたいと思います。
2018年夏アニメ 何を見ればいいか迷っている方へ カテゴリー別おすすめ作品紹介
2018年夏アニメは作品数が多いですよね。
「アニメは見たいけどどの作品を見ればいいかわからない…!」
「そろそろどれか切りたいけどもしかしたら面白くなるかもしれないしなぁ」
「アニメなんかほとんど見ないけど面白いのがあれば見てやるで!」
って方々色んなニーズがあると思うので今期40〜50作品(ショートアニメ含む)を観ている僕が主観でカテゴライズしてみます!
もしよろしければ今期面白いと思った作品を全て紹介している記事もあるので興味のある方は是非。
非アニオタ。一般人向け
『天狼 Sirius the Jaeger』
『プラネットウィズ』
『はねバド!』
『BANANA FISH』
『少女☆歌劇 レビュースタァライト』
『はたらく細胞』
百合や萌えの要素が少なく、世界観もしっかりしていてストーリーがかなり面白い作品を集めています。それぞれかなりジャンルが異なるので好みは分かれますがどれも傑作だと思います。
夏だし恋愛アニメを見たい人向け
『ハイスコアガール』
『京都寺町三条のホームズ』
『One Room セカンドシーズン』
恋愛要素がこの作品のテーマに準ずる形であるor恋愛がテーマの作品を選びました。今期は意外とがっつり恋愛がテーマの作品は少ないですね。『ハイスコアガール』は可愛い恋愛。他二つはちょっと踏み込んだやや複雑な恋愛って感じですかね…
夏だし百合アニメが見たい人向け
『ハッピーシュガーライフ』
『はるかなレシーブ』
『ハッピーシュガーライフ』はディープなサイコレズ。後2つはゆるくて可愛い百合です。『はるかなレシーブ』はビーチバレー要素が強いので微笑ましい程度の百合になっています。
アニメはやっぱりスポ根だろ!って人向け
『はねバド!』
『はるかなレシーブ』
今期2大スポーツアニメです。『はねバド!』はシリアスに、『はるかなレシーブ』は前向きに熱く!ってイメージです。
ハーレムもの命って人向け
どちらもラッキースケベの連続。これでもかと必要以上にエッチな展開になります。好みの人は良いんですけど、そうじゃない人はくど過ぎてしょーもないと思うかもしれません…
ギャグアニメ最高!って人向け
『あそびあそばせ』
『ぐらんぶる』
『深夜!天才バカボン』
『ちよちゃんの通学路』
『中間管理職トネガワ』
『Back Street Girls -ゴクドルズ-』
『邪神ちゃんドロップキック』
今期はギャグアニメが多すぎます。ギャグって人によってツボが違うのでどれが特に面白いとかはおすすめできないのですが個人的には『あそびあそばせ』はなかなか面白いです。
あとは『ちよちゃんの通学路』もはじめの方はそんなにでしたがだんだん面白かなってきました。
乙女アニメを見たい!という人向け
『Free!-Dive to the Future』
『Phantom in the Twiright』
『千銃士』
Free!のシリーズはやっぱり面白いですね。安定のクオリティです。実は『Phantom in the Twiright』もシナリオが結構しっかりしているのでおすすめです。
セカンドシーズン・サードシーズンが気になる人・長編が好きな人向け
『オーバーロードⅢ』
『進撃の巨人 Season3』
『僕のヒーローアカデミア(3期)』
『Free!-Dive to the Future』
『One Room セカンドシーズン』
やはりセカンドシーズン以降が作られるということは人気がありクオリティも高い作品が多いです。個人的には『オーバーロードⅢ』がおすすめです。
とりあえず可愛い女の子がたくさん出てきてほしい人向け
『少女☆歌劇 レビュースタァライト』
『音楽少女』
『はるかなレシーブ』
全作品かなり可愛い作画でかなり好きです。特に全話水着回の『はるかなレシーブ』は素晴らしいですね。
感動したい人向け
『プラネットウィズ』
『天狼 Sirius the Jaeger』
『少女☆歌劇 レビュースタァライト』
『はねバド!』
作品としてのクオリティが高く、世界に引き込まれて思わず涙してしまうのは以上の作品です。やはり強い気持ちがぶつかり合う作品は良いですね。
SFもいいよね!って人向け
『ISLAND』
『Steins Gate 0』
『プラネットウィズ』
タイムトラベルがメインの上2作品は伏線もしっかりしていて見応えがあります。『プラネットウィズ』はSFだけでなくロボット、ファンタジー、オカルトなどの要素が絶妙に混ざっているので良い化学反応が起こってます。
歴史が好きって人向け
元寇を描くなんて前代未聞!しかも対馬だけって!なかなか面白いです。おそらくキングダム好きな人とかはハマると思います。
夏といえばホラーって人向け
『殺戮の天使』
終始どよーんとした暗い世界観ですがレイチェルとザックの可愛い掛け合いが良いスパイスになっています。夏はやっぱりホラーアニメですね。
個人的に見るのが楽しみな作品
『はるかなレシーブ』
『少女☆歌劇 レビュースタァライト』
とりあえず可愛い女の子が出ればOK!みたいな人なんだと改めて自己理解をしました。
まとめ
以上です!
結局自分が面白いって思う作品だけ見てればいいと思うので面白くなかったら切ってもいいとおもいます。
人それぞれ好みがあるので自分に合った作品に巡り会えるといいですね。
『ISLAND』5話感想 巨乳と貧乳
今回もテレビアニメ『ISLAND』の感想と考察記事です。ちなみに僕は原作未プレイです。
今回でかなり良く分からなくなりましたね。
表面的には感動的な回でしたが違和感が多い回でもあった気がします。
それではネタバレ全開でどぞ!
感想
・沙羅「人は同じ過ちを繰り返しているんです。この世界をよろしくお願いします。」
久しぶりに巨乳沙羅登場!
刹那の夢ですね。
1話から度々出てくるこの夢が刹那の記憶ならばこれらは本当に起こったことになりますよね。
ということは未来の巨乳沙羅が刹那をタイムトラベルさせたと考えることができます。
そしてこの夢のシーンは以前沙羅が言っていた家事ですね。ん?でも火事って過去の出来事ですよね?
つまり刹那は過去から来たという可能性がでてきます。沙羅も過去に行ってから火事に会い、刹那をタイムトラベルさせたということになりますね。
・沙羅「伽藍堂家の言い伝えの書を紐解いて大変なことがわかったんです。」
煤紋病の症状緩和にこの周辺に生息する海蛇のエキスが効くらしいです。
後半でネタバレしますがこれは刹那を危機的状況に置いて記憶が蘇るか試してるだけのようです。
過去改変をしようとしている沙羅は対して未来から来た刹那がタイムパトロールである可能性を考え、その記憶が戻るか確かめたのです。
しかし、刹那は記憶が戻らなかった。だから沙羅は刹那を過去に誘ってくれる運命の人だと判断したのです。
危機的状況に晒せば記憶が戻るという考えはよく分かりませんし、なんとなくこの理論無理がある気がします。
・沙羅には島を救う宿命がある
沙羅は伽藍堂家として島を助けたいと心から願っています。その気持ちに応えたいがために刹那は何だかんだ沙羅に付き合っているようですね。
・刹那の傷
刹那の背中に謎の傷があります。
古傷のようなので記憶喪失になる前にできたと推測できます。
・沙羅の推論
沙羅は自分の17歳の誕生日までにすべきことを成立させるために刹那はやってきたと考えています。
だから沙羅は刹那を運命の人だと思っている…
反対に凛音は刹那は自分のためにやってきたと信じています。
・玖音
玖音は部屋から出れるんですね。若いなぁ。
サービスシーンでした。
・沙羅の問診
キャラソンが流れハイライトでお送りします。
沙羅の1番心が安らぐ時らしいですね
・PC
IBM5100ですかね。
全然形が違いました。ごめんなさい。
・夏蓮の進路
大学受験!いいね!
結局島からは出て行くようです。
・沙羅の運命
17歳の誕生日までに過去に戻り1人の男性と結ばれて子供を産む運命らしいです。そしてその男が刹那であると沙羅は思っています。
そして産んだ子供は沙羅自身であり、自分は自分を産むことになっていることを沙羅のお母さんが自分と同じ痣があることを理由に信じています。
伽藍堂家はかつて沙羅の誕生から煤紋病の子どもが生まれるのを奇跡的に阻止し、島を救っていました。それ故に沙羅は神の子と呼ばれていました。しかし、伽藍堂家の火事を境に煤紋病の子どもが再び生まれるようになってしまったそうです。
沙羅は過去に戻り火事を食い止め、自分が神の子としての力が無くならないようにし、みんなを助けたいと願っています。
沙羅はとことんいい子ですね。素晴らしい。
・暗黒の事実
沙羅のお母さんが凛音の父親に伽藍堂家の真実を打ち明けたようです。
沙羅が生まれてから島の新生児の発病数が0なのは、沙羅の両親が新生児を太陽に当てて虹彩の変化で発病を予期し、該当する赤ちゃんは死産だったことにして秘密の場所に幽閉して見殺しにしていた。
だから火事で沙羅の両親が亡くなった時から煤紋病の新生児は再び現れた。
なるほど。って感じです。これはおそらく真実です。
この秘密の場所って水着回で出てきた廃屋ですかね?
ということは廃屋で凛音は刹那という少年と会ってたので刹那は煤紋病の新生児の生き残り?
刹那を島の人は誰も知らなかったと凛音は言っていたので、存在を隠されているという意味で刹那は煤紋病の新生児であった可能性は高いです。
しかし、今刹那が煤紋病でないのは説明できないのでこの仮説は微妙ですかね。
・さらの推測は間違っていた
17歳を過ぎても沙羅は存在しているので沙羅はタイムトラベルして沙羅を産んだわけではないのかもしれません。そして痣は伽藍堂家を継ぐ者の焼印であり、人為的に付けられたものであったのです。
…それにしても少し違和感が残りました。
沙羅の髪型と刹那の髪型は非常に似ていますよね。おそらくですが血縁関係にあるのは間違いないでしょう。
つまり沙羅はタイムトラベルをしていない。
刹那がタイムトラベルしているならおそらくですが刹那の夢から推測して過去から来ていると考えられます。
それで刹那の夢の中の沙羅は沙羅のお母さん。伽藍堂家の後継は言い伝えと同じ名前をつけると言っていたので同じ名前でも違和感はありません。
そして刹那がタイムトラベルしたのは沙羅のためではなく夏蓮のためでもなく、残る凛音のためと考えられます。
考察もなかなか難しいですね。
・沙羅の生きる意味
沙羅が看病している島の患者さんからの心配や感謝を沙羅は改めて感じ涙します。
沙羅が島の人のために生きているといういい話で幕を閉じます。
まとめ
今回はタイムトラベルというSF要素をどんどん否定していくような展開を見せて来ました。
これ実はタイムトラベルなんて全くしてませんでした!なんて落ちじゃないですよね。
ささがに刹那の夢があるので記憶喪失名前はおそらく違う時間軸にいたと推測できますが、ここまでタイムトラベル要素の否定に入られると自信がなくなりますね。
かなり複雑になって来ましたが次週何か核心的な事実が分かることを期待しときます。
中村文則 おすすめの小説作品を紹介!
今回は中村文則さんのオススメ作品の紹介です。
最近は『教団X』や『R帝国』で有名ですね。
当時、僕は自己啓発書か参考書、時々小説くらいしか読まなかったんですけど、周りの影響で大学生中盤くらいから色々本を読むようになりました。
その時に他のどの作家よりもどハマりしたのが中村文則さんでした。
彼の作品は総じて暗い。
人間の闇をベースに、自分の中から出てくるものを情動的に書いているようでいて、作品の中に緻密さや繊細さがあります。
昨今の小説や他のメディア作品は全体の構成やクオリティを意識し、何がいいか何が悪いかを評価して平均化されていっているような気がするのだけど、中村文則さんの作品はどこか違う別の舞台、世界線で起こっているような超越した印象を感じます。
ではオススメ作品の5選です!どうぞ!
『銃』
ある日、銃を拾った男の物語。
今まで普通に生きてきた主人公が突然、銃という非日常に出会い、壊れていきます。
銃を撃ちたいという気持ちと今の日常を維持したいという気持ちが揺れ動く葛藤が主軸に描かれています。
読了後の後味はスッキリしたり楽しい気持ちになるわけではないです。そこが最大の魅力ですが…
中村文則さんは「日常の大切さを知ってほしい」とかそういうことを言いたいんじゃなくて、「ただこれが銃という作品です」というメッセージしかない気がしました。
文章がかなり淡々と書かれている…というか人間が頭の中で考えていることをそのまま文章にしているような文体なので読んでいて主人公になったような錯覚を受けます。
この主人公の内的思考のような文体は他の作品にも現れています。
それゆえ他の作品の登場人物とは精神的にリンクしてるんじゃないかという気にもなります。
まあいずれにしろ『銃』が中村文則の原点であるのでこれ以降の作品でも踏襲されてる部分はおおいですね。
『遮光』
虚言癖の男が、黒いビニールに入った謎の瓶を持ち歩く、純愛サイコホラー。
個人的には中村文則さんの作品で最も傑作です。
確かに読み始めは主人公に共感できない部分が多いです。しかし、本を読み進め、徐々に主人公を知ることで彼の行動原理に理解や共感が持てるようになります。
正直、この作品はかなり暗いです。
ですがその暗さが最大の魅力です。
暗い物語は、僕たち人間の闇の部分に寄り添ってくれます。人間の闇に共感してくれます。
明るい物語やメッセージ性の強い作品とは真逆の作品だと思いますが、それ故に芸術性が非常に高いです。
読書の奥深さを知る一冊だと思います。
『掏摸』
掏摸の天才である主人公が、様々な弱みを握られ仕事をこなしていく物語。
掏摸の描写は読むだけで掏摸の疑似体験をしたような感覚に陥ります。本当に素晴らしい。
中村文則さんの作品の中では少しだけ希望のある作品。残酷な運命から抗う人々を描います。
中村文則さんのほとんどの作品は「闇と光」のベクトルしか無いような気がしていたんですがこの作品にはそれ以外のベクトルが存在している気がします。
僕はそれが何か上手く言葉にできないので気になる人は読んで探してみてください。
本当にどうでもいいんですけど、『掏摸』の世界観は伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』などの殺し屋シリーズをシリアスなテイストにした印象です。
『R帝国』
舞台は近未来のディストピア。R帝国と隣国との戦争が勃発するが、主人公の矢崎は何かがおかしいことに気づく。
珍しくSF作品であるが、主人公は今までの中村文則さんの作品に登場する主人公たちと似ているところが多い気がします。
社会風刺が多く、ほとんどが一目で何か分かるようになっています。かなり社会の根源や現実を突きつけているので内面的な発見があります。
また、現実の僕たちが住む世界は、物語の中で「小説」として描かれています。太平洋戦争や9.11など、物語の中で類似する出来事がモブキャラによって語られます。変わった構図を取っていて面白いです。
正直、考えさせられることが多すぎるので消化しきれなかったんですが、とりあえずチンパンジーにならないように精進します。
『何もかも憂鬱な夜に』
刑務官の主人公「僕」と、彼が担当する犯罪者の山井が織りなす生と死と希望の物語。
無情な気持ちの夜に読みたい本NO.1。
現実世界は闇で溢れていますが、その中にも光はあって僕たちはそれを見つけたり見つけなかったりする。
中村文則さんが思ってること、伝えたいことが詰まったような作品です。近年の社会風刺の要素はほとんどなく、人間の内面にしっかり向き合っています。
この作品は、僕たちが抱えてるものに寄り添ってくれ、僕たちに共鳴してくれ、そして光をさしてくれます。本当の傑作です。
中村文則を読んで欲しい人
この作品を誰が読むべきとか誰が読むべきではないとか言うのはかなりお門違いだとは思うんですけど。
内向的な人
変化を求める人
ネガティブな人
に個人的には読んで欲しいです。
・内向的な人。
なぜかというと日頃から何事についても深く考え、繊細なタイプである人は、中村文則さんの作風に合うと思うからです。
自分の内面と向き合う作品が多いので共感できる部分も多いはずです。
・変化を求める人
ここで言う「変化」とは現実逃避に近い意味です。
『銃』においては主人公が銃を手に入れることで精神的に今までの日常と乖離していき、奇妙な非日常を過ごします。
また『遮光』では虚言癖の変わった男の気味の悪い生活が描かれています。しかし、読んでいくうちに読者はこの作品という異世界に迷い込み、主人公に共感する部分が出てきます。
ファンタジーやSFの世界に迷い込むわけではないですが、現実世界に生きていたら絶対経験しないようなダークな非日常に誘ってくれます。
・ネガティブな人
ネガティブな人が読んだらネガティブを拗らせてしまいそうな内容です。
しかし、作品に相反して著者の中村文則さんはすごく明るいらしいです。
中村文則さん曰く「自分が暗いことで人に迷惑かけることをやめた」らしいです(闇を感じますね)
まあでもそうですよね。毎日ネガティブなことを考えて暗い顔してても楽しくない世界が広がるだけです。明るくないとやってられないですね。
作品からもそんなメッセージが伝わってくることもあります。
あとがきで「生きることは実に面倒なことも多いけれど、共に生きましょう」と言っています。
何となく中村文則さんを表してるしっくりくるセリフなので大好きです。