『宇宙よりも遠い場所』 南極よりも楽しいフェスティバルに行って来た!
よりもいフェスに行って参りました!
『宇宙よりも遠い場所』スペシャルイベント「南極よりも楽しいフェスティバル」が8月12日さいたま市文化センターで開催されました!
倍率が高かったらしいのですが奇跡的に当選しました。本当に良い運の使い方をしています。
当日は新大阪から新幹線に乗って南浦和まで直行。お昼の物販のために早めに着きました。
どうでもいいんですけど新幹線の前の席のおじさんが会場まで一緒だったので笑いました。
イベント内容
・キャスト陣とスタッフの作品振り返り(花田さん吉松さんの好きなシーン、いしづか監督のこだわりポイント)
・いしづか監督から各キャストへの手紙
・煩悩を言ってドラム缶を叩くコーナー
・しゃくまんえんに近い値段のものを当てるクイズ
・花田先生書き下ろし朗読劇
・「ここから、ここから」生ライブ
アニメのイベントとして完璧な演目でしたね。
特に良かったのは監督のいしづかあつこさん、脚本の花田十輝さん、キャラデザの吉松孝博さんの3名のコメントや好きなシーンについてでした。
花田さんと吉松さんが好きなシーンが6話ドリアン回だったのは笑いましたが、非常に共感しました。
前半でもメインキャラ4人の個性はしっかり描かれていましたが6話では柵もなくのびのびと彼女らしさが出ていた気がします。
というかスタッフ陣が取材でシンガポールに行ったので思い入れが強いんでしょうね。
やっぱり可愛いアニメキャラを作っているのは「可愛いおじさん」であるということが再確認できましたね。
もしかしたらおじさんたちの中に住む女子高生の人格がアニメを作っているのかもしれません。
あとは花田先生書き下ろしの朗読劇も非常に楽しめました。
内容は4人が南極での生活にも慣れた時期(12.5話くらい)のコメディでした。
花田先生の遊び心が爆発していて終始笑っていました。もう一度聴きたいのでドラマCDにしてほしい、、、
全体的に、スタッフが絡んでくるコーナーは作品の深みが感じられてすごく楽しいです。
お客さんの層
99%ほど男性でした。そして夏コミとハシゴしてますって感じなガチな人たちが多かった印象です。
何となくもうちょっと一般層もいるかなと思っていたので少し驚きました。
おそらくよりもいを好きって人は非オタでもたくさんいると思うのですが、イベントまで参加するというのはよりもい愛が強い人ってことですね。つまりオタクは愛が強い。
続編について
『宇宙よりも遠い場所』についての続編、OVA等の発表はありませんでした。
確かにまだまだ続いていってほしいという気持ちもありますが、ここで終わりというのも良いと思います。
アニメは13話で綺麗な終わり方をしていますし、これ以降は蛇足になってしまうかもしれませんね。
スタッフ、キャストがみんなよりもい愛に溢れていますし、キャラクターが本当に生きている人間のように生き生きとしています。
彼女たちの冒険を続けて行くことも可能だと思いますが、本当の傑作は引き際もしっかりしています。
この後のお話はそれぞれの想像か薄い本で描いていくものではないでしょうか。
キャストについて
いしづか監督からの手紙であったように座長として本当にみんなを引っ張っていて存在感がすごかった印象です。
水瀬いのりさんが出演する他作品と比べて力の入り具合や作品への愛情が強いなあと感じておりました。
イベント全体的に見てもしっかりしていてなおかつ可愛くて面白いので好きになりそうでした。
キマリは本当に感情移入させてくれるキャラクターで、うじうじして前に進めない自分を変えて前に進もうとする爽やかさに惚れ込んでいました。
それも水瀬いのりさんの演技があってこそでした。本当にありがとう。
花澤香菜さんがイベント終わってからお客さんみんなとビール飲みながら話したいって言ってたのですが僕を含めお客さん一同激しく同意でした。奢るからビール飲みましょう!
この作品は4人が主役と銘打っていますが、実質、報瀬が主役なのではないかと思っています。報瀬がいなければ何も始まらなかったですしね。
そして、12話の花澤香菜さんの演技は本当に凄かったです。ざーさん、半端ないって!
やっぱりよりもいの中で凄かったポイントとして報瀬のキャラクターですね。
美人なのに真っ直ぐで推進力のある女の子、残念なギャップと言われていますが、それは彼女の行動力から溢れた彼女の可愛いらしさなのかと思います。
本当に今までにないような絶妙に素敵なキャラクターである報瀬を演じ切った花澤香菜さんは素晴らしいですし、花澤香菜さんしか報瀬を演じることはできなかったと思います。
井口裕香さんは僕がまだ中学生のときの『とある魔術の禁書目録』からずっと応援しています。
キャリアがすごく長くて経験豊富なんですけど、よりもいは現場で緊張したりと思い入れが強かったと言っていました。
みんなが力を入れてるからこその良い空気感が出てたんじゃないかと思います。
イベントでは井口裕香さんは盛り上げ上手and気遣い上手って印象でした。
終始、良い盛り上げ方をしてトークの流れを綺麗にまとめていましたね。コミュ力ちょー高いです。
コメンタリーでも言ってたんですけど、日向は4人の中ではかなり大人だけど1人じゃなくてみんなと一緒のときにそのパワーを発揮できるタイプって感じで、井口裕香さん自身もそんな感じな印象だったので、キャラクターとのシンクロ率かなり高めだったのかなと思います。
井口裕香さん本当に尊敬する人なのでイベントで見れてよかったです。
終始ほんわかしていました。
最後のコメントで「声優界の良い人たちが揃った」って言ってましたね。
クラスとかバンドとかでもあると思うんですけど、それぞれの実力とか関係性とか個性とか人の良さとかが奇跡的にシンクロして最高の化学反応が起こる時があります。
アニメを見てる時から思っていましたがそれがよりもいの製作陣の中でも起こっているようでした。
ディスティニーですね。
早見沙織さんがずーっととても嬉し楽しそうだったんですけど、このメンバーだからすごく楽しいんだってことが伝わってきていましたし、それをちゃんと言葉にしてくれました。
結月はしっかりしているようで妹感があって世間と少しズレがあってまたそこが面白い素晴らしいとても好きなキャラでした。
早見沙織さんも今後も応援していきたいです。
大人組は見守ってる感が強かったですね。
能登麻美子さんのコメント力が凄かったですね。さすがのキャリアですね。
日笠陽子さんも気の良いお姉さん感が爆発してて面白かったです。
あとは松岡禎丞さんも来て欲しかったですね。日笠さんに名前言われるたびに会場から笑い起こってておいしいポジションでした。
まとめ
アニメの本編、コメンタリー、このイベントを通して作品に触れさせていただきましたが本当に制作側のスタッフさんやキャストの皆さんがよりもいのことが大好きなんだなと実感させられました。
これで終わってしまうのは寂しいですが、彼女たちの旅は終わらずこれからも続いて行くような気がしてずっとワクワクしています。
本当にこの作品に出会えてよかったです。
よりもいの制作に関わった方々、本当に感謝しています。