『ひもてはうす』 感想 台本パートもPPP(パジャマパーティーパート)も面白い!
今期も彗星の如く現れた『ひもてはうす』がなかなか面白いと話題ですね!
アニメの構成としては前半にコメディタッチの台本パートがあり、後半はお題のシチュエーションを大喜利形式で演技していく声優さんたちのアドリブパートがあります。
脚本と声優さんたちのアドリブ力が作品の面白さを直接決定してしまうアニメとなっています。
あらすじ
4月に社会人となった本郷たえは、友人である紐手こころに誘われこころの住む紐手家(通称ひもてはうす)にてこころ、ときよ、きなみ、こころの友人の新井みなも、猫のえにしと共同生活をすることになる。
実はそれぞれ特殊な能力を持っている彼女たちは、その能力を活かしつつどのようにしたらモテるのか日々悩み続ける。
いわゆる異能力日常系アニメです。
『てさぐれ!部活もの』で野球してたよね?
『ひもてはうす』の第4話で野球女子はモテる!ということになって「異能力×珍プレーをルールブックによる解説」という意味不明な野球をします。
前もこんなの見たなぁと思ったんですが、
ダテコー監督の以前の作品『てさぐれ!部活もの』の中でも野球をやってますね。
こっちは「スイカ割りの要領でやる野球」です。
メンバーは目隠しをしてプレイを行い指示を与えるポジションの声通りに動くというなんとも珍妙な野球です。何故か自分のチームだけ目隠しプレイをするので主人公たちはコールド負けをします。
相手も目隠ししろよって感じですね。
何だかんだダテコー監督は普通考えつかないようなおもしろい野球ばかり描きますね!天才です!
大喜利パートがシチュエーション大喜利に!?
でも今回の『ひもてはうす』ではお題のシチュエーションに合わせて演技するアドリブとなっています。
正直なところ、声優さんの大喜利は「可愛いほのぼのときどき痛い」って思ってました。
死ぬほどおもしろい!って思ってた人ごめんなさい。
でもシチュエーションアドリブ演技はすごく声優さんにハマってて面白いです。
まあ声優さんも色んなキャラクターやシチュエーションを演じてきたので経験も豊富でスラスラセリフが出てくるんだと思います。
このアドリブパートは非常に面白いので今後の作品にも影響を与えてほしいですね。
『でびどる』とどっちが面白い?
今期の台本パートとアドリブパートのある同系統のアニメとして『でびどる!』があります。
内容的に『でびどる!』は普通です。
面白いっちゃおもしろいんですけど脚本パートも大喜利パートもこの手の作品によくある感じで普通ですね。
ふかわりょうさん及びみもりんざーさん、井口さん全員好きなのでめちゃくちゃ見てますが…
あ、でも第3話を放送せず間違って先に作ってしまった第4話を放送したのはここ最近で1番笑いました。斬新な3話切り対策ですね。
とりあえず好みで別れるのは当然だと思いますが総合力で言えば個人的に『ひもてはうす』の方が面白いかなと思います。
まとめ
台本パートとアドリブパートのあるアニメもなかなか良いですね。
声優さんが活き活きと仕事ができてアニメーションを盛り上げるジャンルの1つなんじゃないかと思います。
完